そこで今回は、国民ひとりひとりに給付される10万円の賢い使い方について考えてみたいと思います。
「ブランド総合研究所」と「アイブリッジ株式会社」が全国450万人の消費者モニターを対象に行ったインターネット調査では、約1万9,000人から得た有効回答を集計・分析しています。
その結果、「食費などの生活費」と答えた人が49.4%と最も多く、その次に多く見られたのが「貯金・預金」の24.7%でした。
また、年代別に注目してみると20代では貯蓄する傾向が高く、40代では生活費に、60代ではコロナ収束後のレジャーで用したいという傾向も確認されました。
約半数の人が「生活費や食費に使用する」と答えたアンケートが示すのは、COVID-19の感染拡大や自粛期間の長期化によって「食費や電気代・水道代などの生活に欠かせないコストが急増した」ということです。
今までの生活費よりも金額が上がっていることが予測されますが、果たしてそれがベストな使い方なのでしょうか?
給付金10万円の使い道は人それぞれですが、ここでは筆者が感じた「この使い道は賢いな」という使い方についてご紹介してみたいと思います。
【溜まっていた税金を支払う】
筆者の周りでは、給付金10万円で「溜まっていた税金を支払う」という人が少なくありません。5月には自動車税の支払いがありますが、普通車の場合はコンパクトカー1台につき約3万円、ファミリーカーなどの大型車になると5万円以上の税金がかかってきます。
COVID-19の影響で収入が激減した人の中には、まとまった金額を支払うことができない場合もあるため、少々滞納しても「給付金が支給されないと支払えない」人の姿も。
また、持ち家や土地などがある人は「1年分の固定資産税を給付金で支払う」という使い方や、年金などの滞納金がある場合はそちらの支払いに回したりする人もいます。
税の支払いは何かと家計を圧迫しやすいため、給付金10万円で一気に支払っておくとその後が楽になるのでおすすめです。
【自己投資に使う】
「ある程度の貯蓄がある」「収入面での影響が少ない」という人からは、給付金10万円を資格取得やセミナーなどの受講費にあてるという意見が聞こえてきます。
今までにやりたかった仕事に就くためだけではなく、趣味を充実させるためにも様々な資格を取得したりセミナーに参加したりすると、新しい世界が広がって、チャンスも舞い込んできやすくなるものです。
筆者の周りでは「オンライン英会話を受講して英語力を磨く」「不動産投資セミナーに参加する」などというビジネス目的だけではなく、「オンラインヨガを始めた」「少人数制の料理教室でスキルアップ!」など、女性の自己投資も目立ちます。
ニュースソース:
https://limo.media/articles/-/17868?page=1
https://limo.media/articles/-/17868?page=2
https://limo.media/articles/-/17868?page=3
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Source: Investment News
10万円の給付金、みんなは何に使う?