日本に足りない「要因分析」とはどういうことか、生産性が低い現実を「要因分析」すると何がわかるのか。解説してもらった。 前回の記事(「中小企業の改革」を進めないと国が滅びるワケ)に対するコメントの中に、よくある誤解に基づいたものがありました。極めて重要なポイントですので、ご紹介したいと思います。
「町のラーメン屋が多すぎるといって10軒を1軒にまとめたところで中国には勝てません」
私の主張はまったく違います。今は10軒のラーメン店の裏に10社の企業があるので、10軒のラーメン店をそのままにして、それを所有している企業を2、3社にまとめようということです。
日本の生産性が低いのは「働き方」の問題ではない さて、日本の生産性が一向に上がらず、デフレからも脱却できないという厳しい現実に対して、これは日本人に働き方に問題があるからだと主張する方たちが多くいらっしゃいます。
日本人はすばらしい能力をもっているのに、働き方が悪いのでその実力が引き出されていない。だから働き方を変えれば景気もよくなっていく、というのが彼らの主張です。
しかし、経済分析の世界では、これは「願望」というか、まったくの見当外れな分析だと言わざるをえません。これだけ大きな国の経済が「働き方」程度の問題によって、20年も停滞することなどありえないからです。
では、何が日本の生産性を低くさせているのでしょうか。これまで30年にわたって、日本経済を分析してきた私がたどり着いた結論は、「非効率な産業構造」です。高度経済成長期から引きずっている時代錯誤な産業政策、非効率なシステム、科学的ではない考え方などが日本の生産性を著しく低下させているのです。
ただ、日本国内ではこのような意見を掲げる人はほとんどいらっしゃいません。政治家、エコノミスト、財界のリーダーたちの大多数は経済低迷の要因を、「産業構造」に結びつけず、ひたすら「労働者」へと押し付けています。
このあまりに”残念な勘違い”を象徴しているのが、「働き方改革」です。
残業を減らし、有給休暇を増やす。女性にも高齢者にも、働きやすい環境を作る。そうすれば、労働者のモチベーションが上がって、これまで以上によく働く。その結果、会社の業績も上がるので景気がよくなる。
驚くほど楽観的というか、ご都合主義な考え方です。繰り返しますが、この程度の施策で巨大国家の経済が上向くのなら、日本はとうの昔にデフレから脱却しています。20年も経済成長が滞っているという事実こそが、労働者個人の頑張りでどうにかなる問題ではないことを雄弁に物語っているのです。
日本に欠けているのは「徹底した要因分析」だ そこで次に疑問として浮かぶのは、なぜこうなってしまうのかということでしょう。なぜ表面的な経済議論しか行われないのか。なぜ国の舵取りをするリーダーや専門家から、泥縄的な解決策しか出てこないのか。
1つには、日本では「徹底的な要因分析」をしないという事情があります。この30年、多くの日本人と議論を交わして気づいたのは、経済の専門家を名乗る人たちでさえ、起きている現象についての知識はすごいものの、その原因を徹底的に追求することはほとんどありません。原因の説明は表面的な事実をなぞるだけで、「なんとなくこういう結論になるだろう」と直感的な分析をしているのです。
どういうことかわかっていただくため、多くの識者が唱える「女性活躍で生産性向上」という主張を例に出しましょう。
生産性の高い先進国では女性活躍が進んでいるという事実があります。一方、生産性の低い日本では、女性活躍が諸外国と比較して際立って進んでいないという、これまた動かしがたい事実があります。この2つの事実をもって、専門家たちは、日本も諸外国並に女性に活躍してもらえば、諸外国並に生産性が向上するに違いない、と主張しているのです。
以下ソース
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2019/10/post-13163.php
自分で勝ち取った民主主義じゃないから政治に無関心で
その結果一党独裁が進んでこうなってしまった。
自浄作用が働かず、競争原理も働かない
どこの共産主義国の話をしてますか?
中華人民共和国のことですか?
だから要因を考えない
自分を客観的に見れない国民性。
隣国を軽んじて、不十分な分析しか出来ずに、GDPなどで負け続けているのに無関心で無行動。
国の長も隣国の悪口を言うことで、国内の不満をそらして、長期政権。
ダメだ、こりゃ。
なんか特定国について思うところが有るみたいだけど。
アメリカも隣国だぞ普通に隣国優遇してるから安心しろ
言ってる内容が馬鹿のオンパレードだな。
「生産性」を高めようとするのは、経営サイド。
そこで働く労働者は、もちろん「生産性」が低い方が「仕事が楽」になる。
すでに日本は、高度成長期の、「何がなんでも生産性を高めろ」という時期は過ぎた。
現在は「脱生産性」の社会になったからな。
労働者に楽な職場作りに入っている。
逆だろ馬鹿
仕事は楽になっても生活苦しきゃ意味ない
生産性が落ちるってのは円の価値が落ちることで
円の価値が落ちるってことは石油やら食料やら
海外に買い負けて手に入らなくなるってこった
それでも仕事が楽な方が良いならどうぞ
ただ思うのは「国が貧乏になる」って事が
どういう事かの実感が湧いてない人が
多すぎる気がするね
>生産性が落ちるってのは円の価値が落ちることで
?
超絶円高のクリントン政権時代の1990-2000年の日本の労働生産性順位は
21-20位だぜ?
なんと現在と全く変わらない。
おいおい、ブラザー 労働生産性が円の価値に全く関係ないことが
こんなに簡単に証明されちまったぜ
こいつぁ愉快だHAHAHAHAHAHAHAHA!!
国が持ってる貸付とか貯蓄とかあるから
そんな1対1に比例する訳ないでしょ
証明したとかアホなのか
ちゃんとソース元の記事読めよ。そんな低次元の話じゃないぞ。
低生産性は、日本の産業構造が原因なのに、それを労働者に押し付けるのは間違いって話なのに。
生産性の意味わかってる?w
だから誰も何もしないアジアに拠点置いたり仮会社置いて税金も安く逃げる一方
糞高い給与貰って蔓延ってる国だからなw
そら生産性も糞も無いですわwwwwwwwwwwwwwwww
中抜きにしても、働かない中高年にしても、いっぱいいる役員にしても
これだと思うよ
働かない、働いたふりをする、あるいはピンハネする
企業、役員、会社員が多すぎる
まあ、
オマエらチョンが考えそうなことだなw
そういう誤魔化しをやるのは、社会の中でも犯罪者がいるのと同様、不確定要素だな。
今、問題となってるのは、
企業のシステムとしての「生産性」を問題にしてるのだよ。
しかし、すでにレスされてるが、
今や日本は世界に先駆けて「脱生産性」の社会に突入している。
そこでは、社員(働く労働者)に対していかに福利厚生を考え、また職場環境を良くするかの方が、
効率よく生産して利益を上げること以上に、重要視される。
欧米でも、トップ企業はすでにその「脱生産性」に向かっているな。(マイクロソフトやグーグルその他)
それらの会社では、丸で従業員が働いていないかのようなノンビリとした職場環境になっている。
お前、記事読んでないだろ
記事では生産性が高い企業は職場環境もいいって言ってるんだよ
そして生産性を高めるには中小企業をまとめて大企業を増やすべきだと
マイクロソフトやグーグルの職場環境がいいのも生産性がめちゃくちゃ高い大企業だからだ
では、大企業優先的な政策から、圧倒的に数と総体的に規模の大きい中小企業向けの政策に転換して、中小企業の経営を活性化させ生産性向上させるのが一番合理的だという訳だ。
簡単に解決するな
ただ、>>1のアトキンソンはそのような発想に至らないんだよな、なぜか。
中小企業を滅ぼせばよい
という発想に至る。
一瞬元気になったけど
チップすらないのにな
それ止めて売り上げがプラスになることあるのか?
そんなことよりも、もっと規制緩和すべき。
経営者と勝ち組労働者が保護され過ぎてる。
ダメな企業は大小問わず自然に淘汰されるようにすべき。
変な救済をするから、救済対象以外の人にしわ寄せが行く。
中間層を守るだの何だの言いながら既得権者を守るのをやめろ。
そいつらが邪魔で後進が育たない。
末端の労働者の作業量を増やしてるだけ
これが前提の売り上げプラスは、安売り効果と同じ
アレのせいで潰れるべき企業が生き延びて
非効率な産業構造がそのままになった
そんな問題ではないんだよな。
オレは,あまりの仕事の効率の悪さに早期退職を実行した。
その事業所はオレの退職後惨憺たる状態になったと聞く。
まともな考えしてたら当然。
変な戦略を4半世紀も続けていればおかしくなるのは当たり前
おまけに海外へのアウトソーシングも並行してをやっていたので
所得移転まで生じている
それでユダヤがー、中国がー、韓国がーと恨み節を言うのはどうかと思う
給料が高いと生産性が高くないとやっていけないが、
給料が安いと生産性が低くてもやっていける
Source: XM Trading 評判・口コミ ? FX・投資・マネーまとめ速報
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