GPIF、18年度の運用益2兆3795億円=3月末資産額は159兆2154億円

経済まとめ
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 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によると、2018年度の運用実績は2兆3795億円のプラス運用となり、3月末の資産額は159兆2154億円に増えた。年末にかけて世界的な株安に見舞われたが、期末に持ち直した。19年1─3月の運用収益額は9兆1463億円の黒字だった。 


 年度のプラス運用は3年連続。自主運用を開始した2001年度以降の累積収益額は65兆8208億円に積み上がり、運用資産額は過去最大となった。名目運用利回りから名目賃金上昇率を差し引いた「実質的な運用利回り」は平均で2.87%と、年金財政上求められている運用利回りを上回った。

 年末にかけた株安で18年10―12月は14兆8039億円のマイナス運用だった。年初から市場が持ち直し、年度ベースの黒字を確保した。
資産ごとの構成比は国内債券26.30%、短期資産7.67%、国内株式23.55%、外国債券16.95%、外国株式25.53%となった。

 年初から期末にかけ外国債券を6299億円買い越し、国内債券や国内外の株式はいずれも数十億円から数百億円程度の買い越しにとどまったとみられる。

ニュースソース: 
https://jp.reuters.com/article/gpif-idJPKCN1U00MK


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Source: Investment News
GPIF、18年度の運用益2兆3795億円=3月末資産額は159兆2154億円