https://www.nikkei.com/content/pic/20190422/96958A9F889DE6E1EBEBE1E0E4E2E0E2E2E6E0E2E3EBEBE4E09FE2E2-DSXMZO4399324020042019962M01-PB1-3.jpg
パナソニックの巨大プラズマパネル工場は物流施設に生まれ変わった(兵庫県尼崎市、2010年撮影)
兵庫県尼崎市の大阪湾臨海部に物流施設「ロジポート尼崎」はそびえる。地上7階建て、延べ床面積は28万平方メートル超。ひっきりなしに出入りする大型トラックが大阪市内などに機械部品や日用品を運送する。
10年ほど前、この一帯を含む大阪湾岸にはパネル工場が集まり、「パネルベイ」ともてはやされていた。松下電器産業(現パナソニック)が尼崎市に3つの巨大なプラズマパネル工場を、南方にくだった堺市にはシャープが液晶パネル工場を建てた。繊維産業の衰退や阪神大震災に苦しんだ関西にとって、パネルベイは希望の光だった。
だが、輝きは瞬く間に失われる。中国や韓国メーカーとの価格競争に敗れ、両社ともに巨額赤字を計上、経営危機に陥った。パナソニックは2017年までに3工場全てを売り払い、一つがロジポート尼崎に生まれ変わった。シャープは16年に国内電機大手として初めて外資傘下に入った。
間もなく幕を閉じる平成の30年間は関西製造業の地盤沈下の歴史と重なる。2府4県の域内総生産(GRP)が国内総生産(GDP)に占める比率は、大阪で国際博覧会(万博)が開かれた1970年度の19%強がピーク。直近の2015年度は15%強に沈む。関西は「失われた30年」どころか、「失われた50年」に今なお直面する。
戦前の関西経済の主役は繊維産業だった。戦後の復興もけん引したが、政府が重化学工業の育成に重点を置くようになったほか、安価なアジア製品の流入で地位は低下。代わって台頭した、軽工業の伝統をくむ家電産業も韓国メーカーなどとの競争で次第に競争力を失った。関西の産業はコモディティー(汎用品)化の波にのまれ、衰退を繰り返してきたといえる。
「産業構造の新陳代謝が活発でなく、電機に続くけん引役を生み出せなかった」。甲南大総合研究所の稲田義久所長は指摘する。首都圏1都3県はサービスなど第3次産業が成長し、15年度のGRPは180兆円と関西の2.2倍。中部4県も関西を猛追し、製造業を含む第2次産業は既に関西を上回る。主力の自動車産業が発展の過程で価格競争力を維持したのが関西との違いだ。
もちろん、事業構造の転換が実った関西企業も多い。たとえば、1896年に創業した毛織物名門のニッケ。祖業の繊維事業が縮小する中で産業資材などに事業を多角化し、2017年11月期に29年ぶりに営業最高益を更新した。目下、医療用部材の拡大に力を注ぐ。
京都には日本電産や京セラ、村田製作所といった世界的なハイテク企業が集積し、電気自動車(EV)などの成長分野で存在感を示している。
関西経済が復権するためには個別の知恵や技術革新を積み重ね、大きなうねりにつなげることが不可欠だ。契機になり得るのが25年の大阪・関西万博。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに据える一大イベントに向け、ヘルスケアなどに関わる新産業を生み出せるかがカギになる。
今月5日、関西経済連合会は東南アジア7カ国と共同で、技術や人材の交流を促すプラットフォームを設立した。観光や医療・介護など5分野で企業をマッチングし、ビジネスの創出を目指す。
関経連の松本正義会長は「GDPに占める関西の比率を20%に高めたい」と唱える。政府のGDP目標を基に試算すると40兆円弱の上積みが必要で、大阪府(GRP39兆円)をもう一つ作り出す計算だ。かつての輝きを取り戻すためのハードルは高い。
2019/4/22 12:00 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43993260Q9A420C1962M00/
ドルが75円、80円では勝てんわな。
東京のコピーみたいなつまらん街になる
交通インフラも年々再開発されてるし
韓国の文化を体験できる街として紹介されてた
まだ名古屋が実質東京を追い越すという話なら信じる。
東京どころじゃないって
工場三法の適応を免れた愛知
国は関西を衰退させる政策をわざと
行って愛知を発展させるために
中部整備法を制定した
関西と敵は中国韓国ではない
敵は東日本独裁国家だ!
事実としては、工場三法の適用除外を受けたのが関西圏だったようで。
他の地域は、工場三法の適用を受けたため、工業団地や補助金など、
企業の設備投資を促したため、かえって魅力や競争力がついて、
関西から東海・関東へと、企業が流出してしまったようですね。
関西に対する工場三法の適用除外は、当初は恩恵と思われましたが、
他の地域が経済活動に魅力ある環境を整えたことによって、
かえって関西は競争量を失い、企業が流出する結果になったようで。
続きですが、他の地域は工場三法で規制されたから、より企業に好条件を提示すべく、
資金を投下し優遇措置を設け工業団地を整備することで、競争力を高めたようですね。
規制されたから何もできなくなったではなくて、規制されたからより高めたようですね。
かえって、工場三法の適用除外を勝ち取ったことが、裏目に出て負けてしまったという。
中々、世の中というのは難しいものですね。
対輸出額に基づいたニュースなのか?
貿易額、輸入額ではぶっちぎり
輸出額でも名古屋より余裕で上
関西地盤の企業大手でも給料しょぼいわ
自動車にしろ電機にしろ
別に福利厚生いいわけでも雇用が安定してるわけでもねえし
だからみんな関東行くんだよ
家賃補助出て東京住めるならそうするだろ普通に
ニッケゴルフとかいろいろあるから愛知の会社かと思ってた。
関西道 大蔵省
関西道 建設省
関西道 経済省
立法権 徴税権あり
一つの国として 行動する
大阪人は騙されている
不平不満を煽るポピュリストとやり口が一緒
面白ければええわなんて言うアホがすぐひっかかる
こいつらマウント取りたいだけ
ソフト開発だってそうだ
束になって連携すれば地域競争力あると思うんだけどな。
なにわ筋線はあと20年早く建設すべきだった。
50年どころじゃない
公務員になる以外に仕事が無い。
関西はまだ恵まれてる。
比例させるといいと思う
都内の混雑具合は人が住むべきところじゃない
インフラが集中投資しやすく
恩恵を受け易い代わりに税金が高い
筋が通るんじゃないか?
地方交付税で実質的には同じことをやってる。
Source: XM Trading 評判・口コミ ? FX・投資・マネーまとめ速報
【関西経済】失われた50年、関西復権の条件は